デイサービスでは認知症の方だけでなく、利用者全体に向けた脳の活性化を促すための活動が多く取り入れられています。
例えば、昔懐かしい歌をみんなで歌ったり、簡単なクイズやパズルに挑戦したりなど。
歌もクイズもパズルも、楽しみながら頭を使うので、自然と脳の刺激になります。
それから、体をしっかり動かすことも大事。
軽い運動やストレッチなど、体を動かすリハビリが取り入れられています。
こうした運動は心身の健康にとても良いですし、何よりみんなでやると楽しいもの。
同世代の仲間たちと一緒に、笑いながら体を動かせるのはデイサービスならではの魅力です。
さらに日常生活が少しでもスムーズにいくように、実際の日常動作を練習するトレーニングも行われます。
例えば、食事の際に使うスプーンやフォークの持ち方練習や、服を脱ぎ着する練習など、日常生活で役立つことをスタッフと一緒に確認しながら実践します。
そして、何より重要なのが「心のケア」。
デイサービスでは、スタッフが温かく見守りながら、利用者さん一人ひとりに寄り添ってくれます。
家以外の居場所ができることで、認知症の方も穏やかに過ごせます。
認知症のケアは、本人だけでなく家族の負担を軽減する意味でもとても大切。
デイサービスに通うことで、利用者さん自身はもちろん、家族も安心して日々を過ごせるようになります。